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解説
Acclaim サイノシュア社製のロングパルスNd:YAGレーザー。脱毛からレーザーフェイシャルまで幅広い用途。IPL付きの機種もある。
Affirm サイノシュア社のフラクショナルレーザー。マルチフォーカスレンズを用いて散弾銃のように照射。皮膚に非常に細かい孔を多数あけることで、皮膚の引き締めやニキビ跡の改善を行う。フラクセルの対抗機種。最近はアファームマルチプッレックスという2つの波長を併せ持つ機種になっている。
AHA ケミカルピーリングなどで用いられる酸の一種。アルファハイドロキシ酸。フルーツ酸。美容ではグリコール酸や乳酸がよく用いられている。角質を剥がす作用が主で、非常にマイルドなために日本人のピーリングに向いている。コスメディコ、バイオシューティカル、サンソリッド、エンビロン、ノブなどが代表的な製造メーカー。メーカーによって濃度:pHや配合成分が全く違うので、一概に濃度で比較はできません。主はグリコール酸であるが、乳酸が入っているかどうかも重要なポイント(pHが大きく変わる)。一般にはリンゴ酸などフルーツの成分ゆえ、フルーツ酸と言った方が分かりやすいかも。ワイン風呂なども一種のピーリング作用で、クレオパトラが云々という話しもある。
Apogee Elite サイノシュア社製のアレキサンドライトと
Nd:YAGレーザーを一緒に組み込んだ機種。脱毛からしみ取り、血管まで幅広く対応できるのが売り。
APPS 次世代ビタミンC誘導体。刺激感が少なく、導入にも有効。
IPL レーザーと異なり、広範囲の波長の光を照射し、肌のくすみや薄いシミ、張りを改善する治療器。光そのものはレーザーより弱いので、効果も限定的だが、その分皮膚に大きなダメージを与えない。フォトフェイシャルが代表的。
IAL system ヒアルロン酸の濃度の薄いものを皮膚浅くに注入し、シワを取る方法。
ISAPS 国際美容外科学会のこと。
アクシダーム 電気的に角質の間を開くことで、分子量の大きな物質を皮膚の深くに入れることができる機械。アメリカではメソダームという名称。
アクセーヌ 敏感肌用化粧品メーカー。医療との連携に熱心で、いつも面白い話を持ってくる。私の大好きなメーカーで、学術担当のYさんは素晴らしいと思ってます。
アクセント
Accent
Alma社製のセルライト治療器(RF)。内容としてはリラックスFと同じ。
エステバージョンもこの名称。
アスコルビン酸 水溶性のビタミンCのこと。抗酸化作用が主。アンチエイジング(しみ・しわ)として塗り薬や化粧品に配合されている。残念ながら効果は弱い。ニキビには非常に有効。皮脂の酸化を抑え、炎症を抑える。もちろん内服(飲み薬)もあるが、全てが皮膚へ移行する訳ではないので、塗る方が効果的と思う。通常は皮膚への浸透性も問題から、誘導体といって、前駆物質が利用される。誘導体にはアスコルビン酸ナトリウムやアスコルビン酸マグネシウムなどがある。濃度はある程度以上になると無意味であり、高濃度は水溶液中に溶けきれず結出する。また高濃度ほど刺激が強く、皮膚がつっぱるなどの違和感が生じやすい。イオン導入という手法で肌の内部に取り込みやすい。また最近では脂溶性といって脂分でうまく囲まれた構造を持つものも販売され、刺激作用がなく皮膚への親和性も高いと言われている。ビタミンC誘導体を日本で広めたのは、池野医師であることは有名。
アゼライン酸 テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する酵素 5αリダクターゼの働きを強力に阻害する作用がある物質。つまり男性ホルモン様の物質を阻害することから、ニキビの治療や育毛に用いられる。
アーテコール コラーゲンに非吸収性のpolymethyl methacrylateという樹脂のような成分を配合し、吸収されないように工夫した製品。永久的な部分があり、注入が上手くいかないと半永久的にトラブルを起こすことはあるが、持続効果が高いのが利点。リスクの面などから私自身は使用したことがありませんが、上手な医師が注入すると良いのかもしれません。
アテロコラーゲン 高研社の製造している注入用コラーゲンの製品名。1,2,3%と濃度の違いで3種類ある。しわなどに用いる。必ず吸収されてなくなる。
アプトス 返しのついた糸を皮下に挿入して、それにより皮膚・皮下脂肪などが引っかかってたるみを矯正する方法。金の糸を入れるという方法が古典的なようであるが、現在はこの方法が主流。
アブソルート 美容機器代理店。テノールやハーモニーなどの輸入代行。
アポクリン腺 ワキガの臭いの元を出す汗腺の一種。粘液性で水のようではないため、下着などにつくと境界がはっきりした黄色い色となってしまい、取れにくい。ワキ以外に陰部(すそワキガ)、耳、胸や背中などにある。細菌と反応して強い独特の臭いを発生する。通常の汗はエクリン腺で、アポクリン腺とは違うものだが、最近ではアポエクリン腺といった中間型があるのではないかと言われている。まだ分かっていないことも多い。
アミノ酸 皮膚に関しては、保湿因子の一つ。天然保湿因子とされている。水を大量に抱え込むために皮膚にとって重要な物質である。
アラミス しわ取りレーザーの一種。痛みは少ない。
アリア
Aria
簡便なIPL治療器。
RF ラジオ波。サーマクールが有名。詳しくはラジオ波参照。
アルブチン 美白剤の一種。化粧品にはよく配合されている。
アレキサンドライトレーザー 宝石のアレキサンドライトを使用して、レーザーを発振する装置。メラニンなど黒・青・茶系に非常に強く吸収され、シミや入れ墨、脱毛に非常に有効な機種である。Qスイッチとロングパルスの2種類がある(詳細はそれぞれの項目へ)。主にキャンデラ社が製造している。
アルマ ルミナス社製のRF(ラジオ波)。皮膚を吸引して、高周波を流す仕組み。セルライトの除去にも有効。
アメリカ人の発音だと、「エルマ」だそうです。
アルマレーザー社 Msq社とオリオンレーザーが合併してできたレーザーメーカー。ハーモニー(ラブリー)やソプラノ、リラックスFなどを製造。
鞍鼻 文字通り鞍のような高さの鼻。鼻の付け根(鼻根部)が低い状態を言う。隆鼻術のよい適応。
e-light

e-laser

e-max

シネロン社の新しい製品ラインナップ。それぞれ複合機で、ハンドピースを取り替えることで多種多様な治療が可能。e-lightはIPLと高周波RF、e-laserはレーザーと高周波RF、e-maxはレーザー、IPL、高周波RFすべて。オーロラやポラリス(コメット)、ギャラクシーの後継機種で、さらに多用途。
イオン導入 通常では皮膚の深部に浸透しないものを、電気的なプラスとマイナスの引き合いによって強引に皮膚内部に成分を引き込む治療法。ビタミンCなどが主に用いられる。
イッセエンドスーチャー 内視鏡を用いて、返しのついた糸を固定するたるみ手術。詳しくは知りません。
稲葉法 ワキガの手術の一方法。特殊な機械を用いて、皮膚の裏側からカンナの要領でアポクリン腺をそぎ取る方法。稲葉益己先生の発案。
入れ墨

刺青。アートメークも含まれる。皮膚に針を刺すので、医療行為と見なされるが、文化・風習により近代の医師法・医療法施行前からの習慣となる部分があり、法的規制は難しいし、規制自体が正しいとも言えない。まれに入れられた金属にアレルギーを起こすことがあり、この場合は腫れ上がるので注意が必要。入れ墨の治療は傷跡を残さないレーザーが主であり、自身で入れた素人の手彫りなどは1〜3回程度の治療で跡形なく消えることもあるが、一般には20回など回数がかかる。ある程度以上の大きさだと取るのに高級外車1台分くらいの費用がかかることもある。もちろん保険は効かない。また青や黒などは比較的良く取れるが、赤や黄色などは難しいことが多い。どうしても駄目な時は皮膚を少し削ってからレーザーを照射したり、切除して縫い縮める・皮膚を移植するなどの方法を取るが、皆さんの想像以上に傷跡が残る。

用いるレーザーはアレキサンドライト・ルビー・YAGレーザーなどが主であるが、赤い色はダイレーザーを用いる。

インディバ イオン導入機や超音波治療器を製造しているメーカー。

インフォームドコンセント
(IC)
治療にあたっては処置や治療法、経過など十分に説明し、患者さんが理解・同意する必要がある。これを行うことをインフォームドコンセントと言う。特に美容行為では、病気と違い絶対という結果がないために、非常に重要だが、客観的な評価もできず、色々とこじれることもある。いつも頭を悩ませるところです。治療ミスではないが、期待に添えなかった、効果があっても自覚しない、予想以下の結果だった、などなど.....。
インプラント 歯科のみでなく、埋入する人工物を言う。シリコンが代表的。生体内で安全なものが選択されるが、最近問題のある素材も出ている。また安全であっても異物ゆえの反応(肉芽腫・被膜など)はあり得る。
ウェーブライト社 ドイツのレーザーメーカー。日本では無名ですが、結構良い機械を作ってます。
Well-box 家庭用のエンダモロジー機器。機能は簡易型だが、なかなか優秀。
ウルセラシステム 高密度焦点式超音波により顔面の引き締め効果を出す機器。SMASを引き締めることでリフト効果は大きい。機種はDeepSEE。
ウルトラパルス
 炭酸ガスレーザー
通常の炭酸ガスレーザーは皮膚表面に強い熱を生じて傷跡となり得るので、レーザーを照射する時間をできるだけ短くして、皮膚の熱損傷を最小に抑えた炭酸ガスレーザー。通常の炭酸ガスレーザーより遙かに高額で、別物と考えた方が良いと思います。
腋臭症 ワキガのこと。日本人などは気にするが、欧米では病気ではない。多くの人がワキガであり、性を象徴するものである。手術以外に永久的な改善効果はない。剪除法、稲葉法、クワドラカット法、超音波法などがある。多汗症とは違う。手術すれば傷跡は必ず残ります。目立つかどうかは別ですが。一時的改善にはボトックスなど神経を麻痺させる注射を行い、アポクリン腺への脳からの命令を止めて、腺はあるけど臭いが出ない状態にすることはできる。ただ、半年持たないので、現実的ではない気はします。
エキスパンダー ティッシュエキスパンダー。傷跡やほくろのそばの皮膚の下に、手術でシリコンの風船を入れ、中に生理食塩水を徐々に注入し、皮膚を膨らませる。そうして出来た余剰皮膚を利用して、広い範囲の傷跡やほくろを切り取って縫い縮めることが出来る。形成外科の基本的手術。全身麻酔が基本ゆえ、入院施設のある病院で実施。保険適応。
エクリン汗腺 いわゆる汗の腺。アポクリン腺と違い、強い臭いは発生しない。無色。漿液。
エコツー(eCO2) ルートロニック社のフラクショナル炭酸ガスレーザー。ニキビ跡や皺、傷跡に有効。多機能で使いやすく、アジア人向けに開発されているというメリットがある。
エスクレピオン ドイツのレーザーメーカー
エステティックユニット 皮膚には質感や凹凸などにより、ひとまとめにする事が出来る範囲がある。この原則を守って皮膚を移植すると、皮膚の質感に違和感がなく馴染みやすい。かえって小さく切り取って皮膚移植をすると、移植部だけが目立ってしまうことがある。
エステラ フォトニューマティックセラピーという皮膚を吸引しつつ光を照射する機械のメーカー。
SPTL キャンデラ社製の赤あざ(血管腫)用パルス色素レーザー。この機械の登場とともにレーザー治療の歴史が大きく変わったと思います。いぼの治療にも用いられ、私自身論文を書いたという経緯もあります。
Nd:YAGレーザー メラニンに主に吸収されるレーザー。アレキサンドライトやルビーに比較し、メラニン吸収率は劣るが、より深くまで届くというのが違い。
エヌライトレーザー しわ専用に開発されたレーザー。ダイレーザー(色素レーザー)の一種。赤い色つまり血管内の酸化ヘモグロビンに特に吸収され、それにより各種のコラーゲン増加を刺激する成分を放出させる。理論的には優れているが、実際にはしわが取れるほどではなく、キメや張りが中心となる。ちりめんじわの改善レベルと考えた方がよい。ただ、コラーゲンを増やすことが老化予防につながるために、十分理解すれば非常に有効である。最近は出力の強いエヌライトVという機種もでき、これにより赤あざや血管拡張、ニキビの赤みなどに効果が出るようになった。
エバキュエーター レーザーで生じる煙を吸う装置。
エムアンドエム レーザーなどを扱う業者。エヌライトやメディラックスなどが代表的。特にパロマー社(アメリカ)の製品を扱うことで有名。
エムスリング
(M-Sling)
シリコンのゴム状のものをこめかみに埋め込み、リフトアップする方法。
韓国で発明された。
エムラ 麻酔の塗り薬
エラスチン 皮膚の弾力線維の成分。ゴムみたいなもの。これにより皮膚の伸縮性・柔軟性が得られる。皮膚を内部臓器に密着させている。若い頃はぷるぷると皮膚が張っているが、弾力線維によるものが大きい。しわ・たるみの一因。
エリプスフレックス 新世代のIPL。より効果が高いと言われているが、何が違いか私自身よく分かりません。
LED 新しい治療器で、レーザーではない発光ダイオードを密集させた光を顔前面に照射し、光の吸収特性を利用して、肌の張りなどを改善する治療法。痛くも熱くもない。
L-カイネチン
エルカイネチン(L-carnitine)
メソセラピーなどで用いる脂肪分解成分。
LPIR 日本で最初に流行した脱毛レーザー。皮膚を冷却することが不十分で、皮膚の色などを十分に計測し、慎重に実施する必要があるが、もちろん効果は他の脱毛レーザーと同じ。
エルビウムヤグレーザー 皮膚表面をごく浅いレベルで削ることを目的としたレーザー。しわ取りなどに用いるが、あまり日本では流行っていない。
エレクトロポレーション 電気的に細胞/細胞間に大きな穴を開ける方法。そこを通して各種薬剤を皮膚深くに到達させる事ができると言われている。
エレクトロリパルジョン 電気的反発により物質を皮膚内に運搬する方法。イオン導入の一作用だが、一般にはイオン導入と同義のように解釈されている。
エレバトリウム 骨起子。骨に関連した手術の時に用いられる。
Elora ルミナス社製miniIPL。エローラという名前がちょっと気になる....。インドの遺跡のような。
エンダーモロジー 吸引圧ともみしだく力を機械的に皮膚にかけることで、皮下脂肪のしこりやリンパのよどみ・老廃物(セルライト)を除去し、スムーズな皮下脂肪を取り戻す機械。ちょっと恥ずかしいような白タイツを身につけて治療してもらうことになります。
黄色腫 まぶたにコレステロールの沈着した黄色いできもの。手術やレーザーにお手簡単に取り除くことが出来る。
太田母斑 思春期から悪化する眼瞼周囲の青いアザ。現在ではレーザーにて保険適応で治療できる。効果が期待でき、傷跡も生じないので、絶対に治療を受けるべき。また成人してから下まぶたの外側に左右対称に点状に生じる遅発性両側性太田母斑というものもある。
O2メイク 塗るテープとも言うべき、医療用のコンシーラー。シミレーザー治療後に絆創膏などが不要となる便利なツール。
使用法に関し、私は技術協力をしましたので、少し思い入れがあります。
オバジシステム アメリカのオバジ医師により開発されたスキンケアシステム。ビタミンCを中心とするが、ハイドロキノンやトレチノインを使用し、肌を再生させるシステム。ニューダームシステム。
オルガノーゲン 以前に国内で行われ、流行した注入異物。硬いしこりとなってしまうため現在では行われることはない。この後遺症に悩む人を診察することから形成外科の大学での診療が始まったという過去がある。今でも過去の施術で悩んでいる人はいる。この教訓から、吸収されない異物注入に慎重な形成外科医が多い。
オーロラ IPLと高周波電気を利用した治療器。熱作用を皮膚に生じさせ、肌を引き締めると言われているが、効果は弱い。
おんでこ 美容外科関係の機器メーカー。面白い名前ですよね。社長さんも変わってるけど。
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カキヌマ 美容を主に扱う医療器具メーカー
カッパーブロマイドレーザー 血管系に作用する2つの波長を持つレーザー。血管そのものやシワに対する効果が期待できるが、Nライトという同様なレーザーも以前に存在するので、現状ではどれくらいのものか不明。
カプセル拘縮 シリコンを用いた豊胸術で、シリコンは異物ゆえ、体が反応してシリコンを包み込む膜を作る。これは体内にガラスが刺さった時などでも同様で、生体の防御反応の一つ。この被膜は、強く縮んでいく傾向があり、これゆえシリコンがぎゅっと固められて違和感や硬さが生じることがある。手術後マッサージが必須。しかし、最近ではこれが起こりにくいものも出ては来たが、安全性などまだ立証されていない面は多々ある。私は異物が嫌いなので、シリコンによる豊胸術はしていませんので、分からない部分も多くあります。
カーボメソ メソセラピーに用いるメソガン(辞典項目参照)は通常電池によるモーター駆動ですが、これを空気圧制御とすることで高速かつ正確に注入を可能にした機械。
カーボメッド
カーボキシセラピー
医療用の炭酸ガスを特殊な機械を使って皮下に注入し、ボディラインを矯正(セルライトを分解)したり、皮膚のツヤを改善する方法。
ガミースマイル 笑うと歯茎が沢山見える状態。唇を引き上げる筋肉を切ったり、歯の付け根の歯茎を削って歯を多く見せたりなどの手術で改善する。場合によっては上あごの骨を少し切り取って上の歯を上方へずらすという根本的な手術(骨切り)を行うことも。
眼瞼下垂 まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)が弱まり、目が開けづらくなってしまうもの。先天的に筋肉が弱い人もいるが、多くは加齢によるもの、もしくはコンタクトレンズの長期使用によるもの。後天的なものなら挙筋前転という手術で改善可能。程度がひどいと保険の適応です。なお、単なるたるみではなく、眉毛をあげないと目が開かないような症状を言います。
カンタースレッド 返しのついた糸を埋め込んでたるみを引き上げる方法。
肝斑 30代頃の女性に発生する顔の左右対称性頬部を中心としたしみ(男性は女性の20分の1の発生頻度)。まぶたぎりぎりは生じないので、目の周りが抜けたように見えたり、目の下に線を引いたように境界が見えることも多い。よく見ると薄いものはかなり多くの女性に見られる。紫外線・妊娠にて悪化しやすい。女性特有で、閉経とともに消えていくことも多い。治療にレーザーは禁忌。濃くなるので、注意が必要(低出力で治療しようという試みはされています)。完全に治すことは不可能で、塗り薬などで抑える治療が主。
カンタムSR フォトフェイシャルを行える機械の商品名。ちなみにカンタムSR以外にもバスキュライトという機械もあり、こちらは旧型(6秒に1照射しかできない)。また、カンタムDLというYAGレーザーもある。
キシロカイン 局所麻酔剤の代表的商品。美容外科手術の麻酔の多くはこれを使います。
血管収縮剤入りのキシロカインEもあり。
ギャラクシー ポラリスとオーロラを組み合わせた機械。つまりフラッシュランプ(IPL)、ダイオードレーザー、ラジオ波(高周波)による治療を一台の機械でできる。
キャンデラ社 レーザーを主に製造しているアメリカのメーカー。主な製造機種はSPTL、Vビーム、アレックス、ジェントルレーズ、Cビーム、スムースビームである。良心的な業者として、私は信用している。
Qスイッチレーザー 代表的なものにアレキサンドライト・ルビー・Nd:YAGがある。非常に短い時間レーザーが照射される(ナノ秒)ために熱が発生せず、目的のものを光のエネルギーだけで除去できる。シミやアザ・入れ墨には効果的だが、逆に熱を発生する必要のある脱毛などはできない。
キュテラ社 Xeoやタイタン、クールグライドなどのレーザー、光治療器メーカー
頬骨弓 頬骨のもっとも膨らんでいる部分。
クールタッチ 水に吸収される波長の光を用いて真皮内を高温にし、破壊することで、コラーゲンの再生を図るしわ取りレーザー。
クールグライド メラニンなどに吸収されるロングパルスNd:YAGレーザーを利用し、肌の張りを改善する。元々は脱毛目的で開発。
クラリソニック 音波式洗顔ブラシ。肌に優しいブラシが1秒に300回転し、毛穴の奥まで洗浄できる、面白いホームケア用品。
クリアタッチ ニキビの原因となる菌の持つポルフィリンというものに吸収される光を利用し、ニキビ菌を破壊する光治療器。
クリスタルピーリング 酸化アルミナを皮膚に吹き付け、吸引しながら皮膚表面を削る治療法。皮膚のツヤや毛穴の改善、ニキビ跡の改善を目的とする。
クリアライト ニキビの原因となる菌の持つポルフィリンに....。クリアタッチと同じ原理です。
クロモライト フォトフェイシャルと同じようなフラッシュランプ系の治療機器。結構コンパクトなのが売り。
ケーブルスーチャー こめかみの有毛部を切開し、糸がついた長い針を通し、法令腺の部分と同部を引っかけて、頬のたるみを持ち上げる手術。サフォクリニックの白壁先生が日本に紹介した。
ケミカルピーリング AHA(フルーツ酸)、BHA・TCA・フェノールなどの薬品を用いて皮膚表面を溶かし、肌の状態を改善する方法。日本ではかさぶたのできないAHAを用いた軽いケミカルピーリングが中心で、ニキビやくすみによく用いられる。私自身も皮膚のスタンダードな改善法としてお勧めしています。またフェノールなど強いものは皮膚深くまで溶かす作用があり、しわにも有効な治療であるが、シミが生じたり、傷跡が残ったりすることもあり、慎重な適応が要求される。
ケロイド 皮膚・傷跡が赤く盛り上がり、痒みや痛みを伴ったもの。手術後の盛り上がった傷跡は肥厚性瘢痕といって厳密には区別される。ただ白い色で傷跡が汚いだけならケロイドとは言いません。
コウジ酸 コウジを扱う人達の手が白いことから美白化粧品に応用された成分。厚生労働省から発ガン性の問題が提議され、まだこの点は解決していないが、味噌などに大量に入っているものゆえ、塗ることより食べることの方が問題ではとも言われている。現実的には発ガン性があるようなレベルでコウジ酸を摂取することはないので、美容目的だからこそきっちりとしたデータを要求されているのではないかと思われる。
黒子 ほくろ。その中でも小さなもので、盛り上がりのない黒褐色のもの。
コクーン メディカルエステ向けの岩盤浴キット
コスメティックロールキット 細かい針が沢山ついたローラーを肌に転がし、肌の張りを生むという機械。自宅用とクリニックケア用がある。
コスメディコ 医療業務用ケミカルピーリング剤のメーカー。
コスモダーム 人由来の注入用コラーゲン製剤。多分これからのコラーゲンの主軸となるでしょう。今のところアレルギーの心配はないような話だが、まだ分からない。
コヒーレント レーザーの特徴である干渉波。それを社名にしたコヒーレント社はレーザー製造メーカーとしては世界最大(医療ではなく一般)。
コメット ラジオ波を用いた脱毛機。産毛や白髪に有効とか。
コラーゲン 主に皮膚真皮層にある、膠原線維という皮膚の土台の成分。皮膚真皮内の線維芽細胞から作られ、コラゲナーゼという酵素によって分解される。皮膚の張力を一定に保つことで、体全体の表面を支えるものである。水分を捉える力が強い。コラーゲンの減少は肌のたるみや水分減少によるみずみずしさの欠如につながり、。小じわの原因となる。真皮の9割を占める。
さ行

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ザイダーム・ザイプラスト 注入用コラーゲンの商品名。しわ用。コラーゲン株式会社が正規に販売している。硬さや分子の(架橋)状態によって商品名が異なる。牛から抽出したものゆえ、アレルギーテストが必須。
サイトカイン 皮膚に限った訳ではないが、細胞間の機能をネットワーク的にコントロールする物質。これにより皮膚は恒常性が保たれます。逆にこのサイトカインを人為的に加えて、傷の治りを早くしたりと様々な応用が検討されているが、未だ詳細は分かっていない。bFGFなどが代表的。
サイトン社 高性能でマニアックなレーザーを製造している会社。複合レーザー「プロフィール」など製造。
サイノシュア社 一昔前のレーザー脱毛機の先駆けのようなメーカー。
レーザーを主に製造販売。
サギング たるみのこと。
サージダーム 注入用ヒアルロン酸製剤。粒状感が少なく、使いやすい。
サーマクール 最近流行の高周波電気治療。皮膚深部や脂肪組織上層へ強い電気を送り込む。電気は抵抗の高い部分で熱を発生する。また温度が低いと抵抗値は下がる。これを利用し、皮膚表面を冷やして抵抗を下げ、皮膚深部に特に熱を発生させる。破壊して再構築させることで肌のthightningつまり張りやしまりを改善する、たるみ対策の治療器。非常に痛い。効かない人も多いので、適応をきちんとし、また治療法に理解が必要。しかし、効果のあった人はびっくりするような結果が得られることもあるのが難しいところ。
サーマージ社 サーマクールを製造している会社。
サーモシェイプ Alma社のリラックスF(アメリカ名Accent)のエステバージョンの施術呼称

セルライト除去効果が大きい。

サーモリバース Alma社のリラックスFやテノールを用いた医療施術の呼称。

thermo(熱)とRe-birth、Reverseの組み合わせによる造語。

サンソリット ケミカルピーリングの代表的メーカー。他にビタミンCや塗るボトックスなどを製造している。
Cビーム SPTLと同じ。安価なパルス色素レーザー。
ジェイサス JSAS。日本美容外科学会(開業医系)の略。
ジェイサップス JSAPS。日本美容外科学会(形成外科系)の略。
ジェイメック レーザーを主として取り扱う代理店。海外の新しい治療器を早く取り入れることで有名。
ジェットピール 酸素ボンベの高圧を利用して水分を勢いよく吹き付けて行うピーリング。毛穴の洗浄などには有効。
ジェントルレーズ キャンデラ社製脱毛用レーザー。色素性疾患(しみ・そばかす)には厚生労働省の許可を取っている。日本で正規の医療器として導入できる唯一の脱毛機械だが、脱毛用には厚生労働省の許可は得られないので、この点は他の脱毛レーザーと同じかも。皮膚を冷却することが最大のメリットで、また扱いやすくトラブルが少ない。速い。
ジェントルヤグ キャンデラ製脱毛レーザー。黒人にも使用可能。2004年より日本へ導入開始。しわや毛穴にも有効。
色素性母斑 ほくろの典型的な名称。医学的にほくろは色素性母斑です。
耳垂裂 耳たぶが裂けている状態。先天的なものもあるが、多くはピアスにより耳たぶが裂けてしまったことによる。手術にて修正可能。保険も使える。
脂肪吸引 細い注射器のようなもの(カヌラ)とポンプを使用して、小さな穴からお腹などの脂肪を吸い出す手術。取りすぎるとかなり出血することもある。また砕かれた脂肪が何らかの機序で血管内に入り、肺に詰まる肺塞栓という合併症が一番怖い。痩せるための手術ではなく、ラインを整えるものが主。
脂肪注入 注射器で吸引した脂肪を身体の各部に注入する手術法。顔に主に用いる。取りだした脂肪は一旦血液が循環しない状態となるので、大部分が壊れてしまい、残るのはせいぜい30%程度。そのため1回ではなく期間をあけて何回か手術をすることも多い。また大量に注入すると壊れた脂肪細胞が体内で吸収されきれず、嚢胞という袋状の腫瘍性に溜まってしまうこともあり、問題あり。乳房など大きな範囲はかなりの技術が必要。
脂肪分解注射 アミノフィリン(ネオフィリン)という喘息などの治療に用いられる成分を主とした注射を行い、脂肪分解酵素を活性化、痩せると言われている。けっこう動悸がしたりするそうである。効果もまだ不明。
しみ 大きく分けて、雀卵斑(そばかす)、老人性色素斑、肝斑、脂漏性角化症、炎症後色素沈着に分けられる。詳細は各項目を参照してください。
ジュビダーム 注入用ヒアルロン酸製剤。麻酔入りのものなどがあり、使いやすい。
シリコン 皮膚の中に入れても劣化など変化をしない、アレルギーの起こらない、人工的に作られた素材。しかし異物であることに変わりはなく、挿入するとその周囲に被膜を作る反応を体が起こす(膜は何も通さないことで硬くシリコンを閉じこめ異物を問題ないよう他の組織と隔絶する)。当然固体のみが安全で、液体だとその粒子一つ一つの周りに被膜つまり硬い線維組織が生じ大きな問題を生じる。
脂漏性角化症 30代以降に発生する。がさつきがある盛り上がった斑点。大きいものから小さなものまで様々。老齢の男性のこめかみなどに黒褐色調に生じるのが典型例だが、女性でもこめかみや目の周囲に小さな膨らみとして出ている人は多い。レーザーや電気治療で除去できる。
スキンスクライバー 超音波とイオン導入機を組み込んだ機器。簡便な割に結構効果的。
スターラックス フォトセラピーの一種、パロマー社のメディラックスプラスの新型、冷却装置付で高出力。アメリカではすごく売れてるとか。
スターラックスIR 上記治療器のアプリケーションの一つ。タイタンのような光によるリフトアップを促す機械。タイタンより数倍出力が高いそうです。痛みは非常に少ない。
スマートサウンド 超音波と電気刺激にて、真皮内のコラーゲンを増殖させ、またむくみを引かせる作用がある。さらには導入する薬品を塗ることで皮膚深部にビタミンCやイソフラボンなどの抗酸化剤を大量に導入させ、老化を防ぎ、張りを出す。
スマートリポ 脂肪溶解レーザー。実際は極小の針状のレーザー装置を皮下に刺し、脂肪を溶かす。通常は脂肪吸引と同時に行われる。
スムースビーム キャンデラ社製のダイオードレーザー。水分に強く吸収され、皮膚内を破壊、再構築させることでしわ・ニキビ跡を改善する。現在ではニキビの皮脂腺を破壊することが証明され、こちらで脚光を浴びている。私自身、この治療法の確立に協力したことから愛着を持ってます。アメリカでは爆発的に売れている機械。
雀卵斑(そばかす)

子供の頃から発生する小さな点状・斑点状色素斑。遺伝する。日焼けでも悪化するが、特に20代後半から非常に数が増えてしまう人も多い。レーザーで確実に除去できるが、予防はできないので、数年後にはまた少し発生する。

成人以降発生した小さなシミをそばかすという人が多いが、あくまで小さいシミ(老人性色素斑)であって、そばかすではない!

ゼオ Xeo。キュテラ社の機械でNd:YAGレーザーとIPL(フラッシュランプ)が照射可能。ハンドピースを取り替える事で今後の新しい治療器に対応できるとか。
セラミド 細胞間(角質間)脂質の一つ。角質内に存在し、水を捉える。保湿の重要な因子。角質の上に存在する皮脂とは違う。角質の細胞から放出され、コレステロール・脂肪酸などとともに水と脂質の層状構造を作って、皮膚バリア機能を担っている。アトピーの人はこれが少ないことが多い。
線維芽細胞 真皮内の機能を一手に担う細胞。コラーゲンや基質(プロテオグリカン:線維の間のゼリーみたいなもの)の産生を行う。これをいかに刺激するかが若返りのポイントでしょう。皮膚の張力を感知し、状況に応じてコラーゲンなどを産生して、皮膚が裂けたりすることを防ぐ(傷跡など)。
剪除法 ワキガの手術の一方法。皮膚に切開を1〜2本入れ、その部分から皮膚裏側を剥がし、裏からハサミにてアポクリン腺を除去する方法。直接見ることができるので、取り残しは少ない。
ソプラノ Almaレーザー社の脱毛レーザー。
ダイオードを搭載。
さらに最新型は脂肪への反応を有する波長も装備。
た行

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ダイオードレーザー 主に脱毛用(810 nm)に用いることが多い。半導体を用いて、光を発生させ、沢山のものを束ねて出力を上げているためにレーザーといっても多少拡散性がある。

もちろん脱毛だけにとどまらず波長が違うもの(1450 nmなど)もある。

タイタン 光(IPL)を用い、皮膚深部へ熱エネルギーを与える事によるスキンタイトニング、つまりはしわ用治療器。
ダイヤモンドピーリング ダイヤモンドを蒸着させたバーの中空部に吸引圧をかけ、皮膚を引きながら削るマイクロダーマブレーションの一つ。肌がつるつるになるので、毛穴やニキビ跡に有効。
ダイレーザー(色素レーザー) 血管内の酸化ヘモグロビンに吸収される光の波長を持つ。つまり赤色に有効。赤あざ用のレーザー。保険の適応
ダウンタイム かさぶたが生じたり、赤くなるなど生活上困る期間。
炭酸ガスレーザー 水分に吸収されるレーザーで、皮膚の大半は水分であるために皮膚を破壊することができる。一般にはレーザーの出力を調整し、表面を削るような治療を行うために、ほくろ取りなどに有効。
チューリップシリンジ 脂肪吸引のうち注射器で吸引する機器の代表的なメーカーで、注射器で吸引することを俗称でこう呼ぶことも。
ディスポート ボトックスの一種。
デッカ社 イタリアのレーザーメーカー。結構大きいです。
テノール Alma社の高周波(ラジオ波)治療器。最新の理論により効率的に熱を発生、デトックスとセルライト除去効果を兼ね備えたアンチエイジングの主力機種。
トップロールダーマローラー 細かい針がついたローラーを肌に転がし、針を作る装置。コスメティックロールキットと同じようなもの。こちらは3種類の針の長さがある。
トラネキサム酸 商品名トランサミン。止血作用や抗炎症作用がある。肝斑の治療用に飲み薬として処方もされるが、美白剤としての塗り薬の成分でもある。
トランスダーム エレクトロポレーションを利用し、皮膚深部へ各種薬剤を到達させる機器。同時に電気刺激にて筋肉を引き締める効果もある。
トリアクティブ ダイオードレーザーと吸引でセルライトを分解するとか。トロフィックス?詳しくは知りません。
トリニティ シネロン社eMaxを用いて、3種類のハンドピースにて様々な光、レーザー、高周波の組み合わせを同日に照射するコンビネーション治療。しみ、皺、張りたるみに有効。
な行

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ナッパージュ メソセラピーの一注入法。皮膚のごく浅いレベルへの注射で、本当に入っているのと思うほどです。おフランスでは盛んだとか。
日本形成外科学会 形成外科医なら本来所属している学会。私も所属しています。専門医制度があり、これを取って一人前。
日本美容外科学会 形成外科医として専門医であることなどが正会員の条件となる学会と開業美容外科医が主体となって非形成外科医などの集団で構成された開かれた学会がある。同名であり、ややこしい。どちらが良いのかというのはなく、単に医師の経歴上どちらに所属せざるを得ないかということ。
ニューフィル 注入用ポリ乳酸化製剤。コラーゲンみたいなものとお考え下さい。ちょっと硬くて扱いづらいとか。私は使用経験がありません。
ニューロノックス 韓国製ボトックス。成分は殆ど同じ。元々はボトックスを研究レベルで開発していた時の研究者の一人が作ったものだとか。
ノーダウンタイム ダウンタイムがないという意味(ダウンタイム参照)
ノンアブレーティブ かさぶたを作らない、皮膚表面に損傷を与えないという意味。かさぶたを作らず色素を薄くしたり、しわを改善したりと、最近のはやりで、日常生活に支障をきたさない。但し効果は弱いと考えるべき。
は行

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ハーモニー IPL治療器の一つだが、Qスイッチヤグレーザーなども搭載できるし、フラクセルと同じように皮膚に多数の穴を開けるようなレーザーも取り付けられる、割にオールマイティな機械。
ハイドロキノン 代表的な医療用美白剤。かぶれることがあるのがたまにきず。レチノイン酸との混合軟膏などがポピュラー。クリニックにより配合に差があり、アメリカでは市販もされているが生ものと乾物との違いともいうべき差はある。
ハイラフォーム ヒアルロン酸注入剤の一種。
バストライト 光を照射し、胸を大きくするとか。まだよく分かりません。
ハッピーリフト 溶ける返しのついた糸を埋め込んで、たるみを引き上げる手法。
バフライト ダイオードレーザーの一種。熱作用でシワやニキビを治療。
パール Er:YSGGレーザー。皮膚表面に熱を伝えつつ剥離し、皮膚の新生を促すレーザー。
パーレイン ヒアルロン酸のうち、Q-MED社の製品で、硬いタイプ。鼻や顎に用いることが多い。
半導体レーザー ダイオードレーザーのこと。
反転分布 レーザーを発振しやすいように、より多くの原子(電子)が高いエネルギー準位となっている状態
ヒアルロン酸 注入用の吸収性人工物。鶏の鶏冠から作ったものと、化学的に合成(酵素反応)したものがある。私自身はQ-MED社の化学的合成物を好んで用いています。
BHA サリチル酸などが代表的なベータハイドロキシ酸(AHAはアルファハイドロキシ酸です)。やはり角質融解作用を持つケミカルピーリングの一種。最近では基剤にマクロゴールというものを用いて、大きな副作用を出さずに治療することも可能になってきた。
BTX ボトックス。最近では塗るタイプでボトックスと似た薬理作用を持つものをこう称することが多い。
ピクセル ラブリー(もしくはハーモニー)というフォトセラピーの機械に取り付けるハンドピース。皮膚に無数の小さな穴を開けて肌質改善を図るレーザー。
肥厚性瘢痕 傷跡が赤く盛り上がったもので、時に痒みや痛みを伴う。
皮脂 皮膚表面の脂。過剰になると、いわゆるオイリースキン。角質内の脂とは違い、あくまで皮膚表面を膜状に保護している(皮脂膜)。皮膚の乾燥を防いだり、柔軟性を保持したりする作用がある。毛のあるところ、必ず皮脂腺が存在する。男性ホルモンの影響を強く受ける。
鼻尖形成 鼻先を整える手術。両鼻翼の軟骨を固定することや鼻先に耳の軟骨を移植するなど細かいテクニックを要する。
PDS 形成外科などでよく用いられる溶ける材質。糸などや骨を固定するプレートなどがある。半年ほどで体内に吸収される。
PDT フォトダイナミックセラピーのこと。詳細はフォトダイナミックセラピー参照。
鼻翼縮小 いわゆる小鼻の広がりを小さくする手術のこと。小鼻を外から直接切り取る方法や鼻の穴の中を小さく縫い縮める方法などがある。
VRM ルートロニック社製のQスイッチNd:YAGレーザー。
フィッツパトリック 有名な皮膚科医。この人の名前を冠した皮膚の分類があり、スキンタイプ(日焼けして黒くなる等)を判定して、レーザーが適するとかトラブルが起こりやすいとかを見極める標準的な分類が可能。
フェイスリフト しわ取り手術。通常は耳の前を切開し、皮膚の下にある一種の靱帯であるSMASという組織を引き上げて特に顔の外側・下部及び首のたるみを改善する。どれだけ皮膚を剥がしてその下にあるSMASをきっちりと固定するかで、費用や手術時間・効果は変わる。皮膚のみを引き上げる手術も含まれるが、腫れが少ない分、効果も限定的。
フェザーリフト 返しのついタイトでたるみを補正する治療法。このうち短い糸を用いるものを正式にはアプトスと言う。ちなみに長い糸はダブルトシス。
Vビームレーザー ダイレーザー(色素レーザー)の一種。赤い色つまり血管内の酸化ヘモグロビンに特に吸収されるエヌライトとほぼ同様の波長を持つレーザー。こちらは冷却装置が付くことと、レーザーの照射時間がコントロールできるレーザーであり、本来は赤あざに対し、かさぶたを作らず治療すること目的としたが、近年のしわ治療に対するダイレーザーの有効性から、この分野での応用が期待される。
フェノール

ピーリングでは皮膚深くまで溶かし、かさぶたを作ることで強い作用を出せるが、トラブルも多く、日本人には一般的ではない。

それとは別に巻き爪などで曲がった部分の爪の根っこ(爪根・爪母)を腐食させ、生えなくすることも可能。

フォトダイナミックセラピー 光線力学療法。PDT。元々は癌治療などに用いられた方法。ニキビに関しても、アミノレブリン酸というものを内服もしくは塗布してある種の波長の光を照射し、皮脂腺、ニキビ菌に反応させ、これを破壊、ニキビを消退させる。内服は賛否両論。塗布は海外ではポピュラーであるが、何しろ治療後しばらく顔が赤くなるのが問題。
フォトニューマティックセラピー 皮膚を吸引しつつ光を照射することで、余分な血管や色素を排除し、より効率よく光を伝え、効果を出す治療法。PPX system。
フォトフェイシャル 最近流行ですが、光治療器IPLの一種。ルミナス社製のある一定の機器のみこの名称が使える。シミを薄くしたり、張りを生じさせるなど軽い変化が主だが、かさぶたを生じさせないなど非常に気軽にできるメリットがある。
フォトフェイシャルファースト 新型フォトフェイシャル。先端に冷却チップが付いていることと、フィルターつまりは光の選択が多様であり、様々な目的に使える。
部分切開法 二重手術の一つ。まぶたの脂肪がやや厚く、埋没では癒着がおきにくいと判断する場合や多少脂肪を取ってすっきりさせたい時、埋没法では外れるのでしっかりと癒着させたい時などに用いる。蘇春堂美容外科の新富先生の方法もこの一つで、非常に腫れも少なく定評がある。
フラクショナルレーザー 極小の無数のビーム状として照射するレーザー。通常の面状照射と比較してダウンタイムを短くできる。
フラクセル しわ取りレーザー。皮膚に色素を塗り、その上をスキャニングできる特殊な装置を用い、微少な穴を皮膚に無数に等間隔で開けて、皮膚を引き締めるもの。
フラクセルクール フラクセルの廉価バージョンで、出力が弱い。中身は一緒です。
プラズマ 美容領域では、放電による原子振動でプラズマ波を発生し、皮膚にダメージを与える装置を言う。
プラセンタ 胎盤由来エキス。成分不詳の生物由来製剤。こう聞くと怖そうだが、肝臓疾患などには古くから用いられている。注射すると肌の調子が整うが、若干依存傾向もあることと、美容目的で生物由来製剤を注射すること自体には賛否両論がある。
フラーレン 新しく開発された抗酸化剤。分子形状がサッカーボールに類似。通常の抗酸化剤は作用する際に還元されて活性を失うが、これは半永久的にその効果が持続する。
ブルーピーリング 塗ると真っ青な色となることから名付けられたオバジ医師発案の強いピーリング。かさぶたも生じる。日本ではリスクなどから一般的には用いられない。
プロフィールド 美容外科用電子カルテ、クリニック管理システムの会社。お世話になってます。
扁平母斑 いわゆる茶アザ。幼少期からあり、茶色。レーザーが保険適応であるが、長期結果が悪かったり、取りきれないことも多い。再発が高率。レーザーで良くなったというのは、現実には半分くらいでしょうか。
縫合糸膿瘍 形成外科では皮膚の中に糸を埋め込むが、この糸が何らかの拍子に術後に皮膚の表面に露出し、そこに菌がついたりして腫れてしまうこと。糸を抜けば治る。
ボディジェット
(Body Jet)
麻酔薬を噴出しながら水の力で剥離、脂肪を吸引する機械。広い範囲でも局所麻酔で可能で、かつ出血が少ない。
ボトックス ボツリヌス菌の神経麻痺作用を利用した注射療法。筋肉が動かなくなるので表情じわに有効。でも笑えない顔になることもある。数ヶ月で効果はなくなる。欧米人のような大きな表情を作ってしゃべる民族には良いが、日本人は僅かな表情の変化で自分を表現するため、ちょっと向いてないかなあと感じることもある。
ポートレート プラズマ波を発生し、皮膚表面にダメージを与え、傷跡やニキビ跡、皺を改善する装置。
ポラリス 高周波電気治療機の一種。ダイオードレーザーとのコンビネーション。
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埋没法 二重まぶたの簡便な手術法。皮膚を殆ど切らないので傷跡が残りにくい。糸で皮膚を留めるだけゆえに、糸が切れたりすると元通りになる。加齢とともにラインが浅くなったり狭くなる・まぶたの厚い人は難しい、デザインに限界があるなどの制約はあるが、メスを使うのを好まないことが多い日本人には一番多く用いられる方法。札幌中央形成外科の武藤先生が挙筋固定法として、30年以上前に学会で一世を風靡した。私も直接教えて頂いています。
マイクロダーマブレージョン クリスタルピーリング・ダイヤモンドピーリング・ソルトピーリングなど皮膚表面、角質を削ってつやを出したり、毛穴を改善する治療法。アメリカなどでは非常にポピュラーだが、日本ではまだまだ。
マックスピール Nd:YAGレーザーを顔に墨を塗った上で照射し、発生した熱などにより肌を引き締める方法。
マトリックスIR レーザーを6分割して、高周波とともに照射することで高出力のエネルギーを皮膚の浅い部分に集め、皺を改善する装置。フラクショナルなポラリスと言える。
マトリデックス ヒアルロン酸注入剤の一種。
眉下切開 上瞼のたるみに対する手術法の一つ。二重のラインが腫れぼったくならず、自然に仕上がるが、眉直下にごく細い傷跡が残ることが欠点。
ミトス Msq社製の脱毛用ダイオードレーザー
宮田成章 このサイトの作者。あ〜しんど.....。
ミュンヒハウゼン症候群 自分で体を傷つけて、医師の治療にかかる病気。自分では言いません。治療に協力的で、なぜ傷があって治らないのか、医師の診断がつかない場合に疑う。リストカットなどとは違います。
武藤法
(武藤靖夫先生)
二重まぶたの埋没法を編み出した武藤先生の方法。眼瞼挙筋に固定する。通常の挙筋固定のようで、微妙にコツがあり、難しいが、一旦覚えると、かなり良い方法。私は愛用しています。

武藤先生は私の美容外科の師匠の一人であり、「心」という面で、一番影響を受けた先生です。この先生の患者に対する姿勢は、今まで見た全ての医師(内科などを含め)の中で一番であると思います。この先生のように患者さんに接するよう努力していますが、まだまだその領域には達しません。でもいつも意識してますし、言われた言葉を忠実に守ってます。

目頭切開 まぶたの目頭側には蒙古ひだという皮膚の余りがあって、これが多いと目と目の間の距離が広く、ぼんやりした印象を与える。また、二重を作っても平行な綺麗にラインになりにくい。これを切る手術で、Z型切開とW型切開がある。どちらが良いかは医師の考えによる。目頭切開は傷跡が必ず残り、しかもひだがなくなることで目立つ傾向にある。これを十分に説明しないで手術をすることは非常に問題あり。当然白人の目頭には蒙古ひだはないので、目頭切開はまず実施されない。
メス もちろん、皮膚を切るための医師として基本の手術道具。形成・美容外科ではNo.15やNo.11というタイプの細かいサイズのメスが用いられる。
メソガン メソセラピーを簡便に行うための自動注入器。注射器のピストルのようなもの。
メソセラピー フランスで開発された注射により様々な薬剤を注入する手技。脂肪を融解したり、ニキビを改善したり、シワを治療したり、様々に用いられる。針を刺すのは数十カ所になる。皮膚のコンマ何ミリかのレベルに注射するナッパージュ法とやや深い部位へ注入するPPPなど様々な方法を併用して効果を出す。
メソダーム エレクトロポレーションによる導入機アクシダームの北米市場での商品名。
メソボトックス 筋肉を麻痺させるボトックスを皮膚表面浅くに無数に注射し、肌の張りを改善させるメソセラピーの一方法。
メソリフト メソセラピーによる顔や首の若返りのこと。
メチルセルロース 食品や薬剤などによく用いられる成分。注入剤のキャリアジェルとしても用いられている。カルボキシメチルセルロース(CMC)に比べアレルギーはないと言われている。
メディオスター 有名な医療メーカーエスクラップ社の子会社が製造した脱毛用ダイオードレーザー
メディラックス 光治療器。IPLの一種と言える。非常に長い照射時間を有するために肌の張りなどや脱毛にも有効と言われている。
メラペン 白斑用の、塗るだけで数日間色素沈着する塗料の入った薬剤。
面皰(めんぽう) 白ニキビ。毛穴が皮脂で詰まっている状態。
や行

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ヤグレーザー 一般的名称だが、通常Nd:YAGレーザーを指すことが多い。

YAGとは、イットリウム、アルミニウム、ガーネットからなる結晶。
ここに3価イオンのNdやEr、Ho、Crをドープすることで、レーザーを発振させる結晶となる。

誘導放出 通常の光の放出と違い、レーザーであるための必須条件。高振幅、同一波長の光放出
ら行

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ライトシェア 脱毛用ダイオードレーザーでシェアトップの機械。先端にサファイヤでできた冷却装置があり、これが優れもの。アレキサンドライトレーザーのジェントルレーズと脱毛市場を二分している。
ラジオ波 ラジオの周波数領域と同じ波長のもの、平たく言うと電気です。RFとも言います。皮膚に接触させた電極を用いて、皮下などに電気を通し、スキンタイトニング(引き締め)効果を狙った装置として、サーマクールやポラリスなどがある。
Lovely 可愛い名前だが、IPL機器の一つ。沢山のハンドピースがあり、色々な用途に使えるのが特徴。現在ハーモニーという名称になっている。
リジュビネーション 若返りのこと。
リファーム ラジオ波と赤外線波長の光を照射することで皮膚を引き締め、たるみを改善する機械
Relax F
(リラックスF)
たるみ取りのラジオ波(RF、高周波)機器の一つ。radiative方式という特殊な方法で痛みが少なく効果が出るというのが特徴。韓国では高い評価を受けている。
ルートロニック社 韓国のレーザーメーカー。韓国内だけではなくアメリカ法人と日本法人を有し、上場した韓国ではもっとも有名なメーカー。韓国内の皮膚科の70%はここの機器を導入している。
ルビーレーザー 古典的なメラニン吸収レーザー。シミや青あざなどに用いる。
ルミナス社 フォトフェイシャルや脱毛用のダイオードレーザー(ライトシェア)を生産しているメーカー。
ルミナス1 ルミナス社の最新製品。フォトフェイシャル、ヤグ、脱毛用ダイオードレーザーが一体化。
Le Fortの骨切り 顔の骨を切る時の代表的分類。上あごの部分のみや頬骨までなど、切る部位などによって様々に分類される。輪郭形成。
レーザー 光の中には色々な波長がある。ある一種類を取り出して、増幅、発振、つまり強く収束させ、一気に発射する。
色による吸収率に差があるために、特定の色に吸収されやすい波長のレーザーを用いると、その色が優位に光反応を起こす。光を貯めて熱を発生させることで特定ものを熱破壊するレーザーや、熱が発生しないような極短時間の照射のみで光エネルギーによって破壊するタイプのレーザーなど、色々なものがある。CDプレーヤーにも入っているようなもので、危険なものではない。
レーザーアブレージョン レーザーを用いて、皮膚表面を削る方法。かさぶたが生じる。ウルトラパルス炭酸ガスレーザーやエルビウムヤグレーザーが代表的。ニキビ跡などの最終手段だが、あくまで削るので、正常皮膚にするわけではない。
レーザーピーリング マックスピールなどをこう称する。私自身はジェントルレーズなどの肌質改善目的をこう称しているが、要はレーザーを用いて皮膚表面の角質を少し破壊し、再生させる。
レーザーフェイシャル 一般にジェントルレーズによるレーザーピーリングのこと。秋田の元町クリニック橋田先生などが提唱した方法で、私自身も初期の頃からこの治療法の設定に参画し、講演などをしてきましたが、肌のつや感や引き締め感が生じます。かさぶたもできません。そばかすなどは非常に有効。
レスチレン
レスチレンファインライン
Q-MED社製のヒアルロン酸。軟らかいものをファインラインと言う。
レスチレンsubQ レスチレンサブQは他のレスチレン製品と比較して、粒子が大きく、最近では胸を大きくするのに注入されている。但し永久ではない、吸収性物質。
レチノイン酸(トレチノイン) ビタミンA誘導体。各種の調合があるが、一般に医療機関ではall-trans typeが用いられる。角質の剥離と代謝の亢進などが代表的作用。しわ取りクリームのレチノールなどもビタミンAの一種である。
レディエッセ 注入式ハイドロキシアパタイト製剤。古くから人工骨として用いられているハイドロキシアパタイトを細かい粒子にしてジェルとともに注入できるようにした製品。輪郭形成に有効。
ロシアンリフト 細かい毛羽だった糸を皮下に刺入して留置、その引っかかりでたるみを引き上げようという手技。
ロングパルスレーザー 何のことはない、照射する時間の長いレーザーで古典的なもの。熱が発生しやすく、強い照射はシミなどでは良くない。逆に弱く照射するともともとがマイルドな作用ゆえにかさぶたも作らないなど色々なメリットもある。
老人性色素斑 いわゆるシミ。加齢とともに肌の細胞の傷みから、保護するようにメラニンが生じてくる。これは成人以前にはまず見られない。 加齢と日光が原因。
わ行

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ワキガ 腋臭症のこと。
笑う角には福来たる      おしまい。