はじめに

美容医療には実に様々なものがあります。私自身に関してもレーザーと美容外科手術、スキンケアの3つの柱を基本としており、色々な治療を組み合わせて、最善の結果が得られるよう考えて診療しています。美容外科医の守備範囲も大きく拡がっています。しかし、昨今の「プチ整形ブーム」とも言うべき事態から、安易に美容を始める専門外の医師が多いのには閉口します。何も知らないことは怖いことです。私自身まだまだ若輩者ゆえ、諸先輩方からは、知識がない医師、腕の未熟な医師と映るかもしれませんし、ご迷惑もおかけしているとは思います。ただ、学会には積極的に参加し、必要なら質問し、発表もしています。努力はしているつもりです。雑誌でのある医師の解説などを読むと、この私でさえ誤りに気づきます。読者の方に誤った情報を与えるのはどうかと思いますし、取材する側ももっと知識をつけてからにしてほしいと思います(例えばフラッシュランプ・IPLをレーザーと言っていたりするのは、レーザーを扱う医師として言語道断です)。ある治療の権威と紹介している医師が、全く知らない医師であることもしばしばです(よく美容関係者とはこの話をしています)。お金をもらっていても正しいことは書こうよと言いたくなります。

良いことはいくらでも書けます。患者さんの集客のために夢のような内容を書いたり、自分自身がすごい腕の持ち主であるように表現することは簡単です。ですから、このサイトの「治療法について」では悪いこと、欠点も書くようにし、事実を知って頂きたいと思っています。私は腕の良い医師であるとは思っていませんが、自身の実力でできることは最善を尽くしますし、患者さんのお悩みを解決できるなら、少し大変なことも無理してでも実施しています。時には失敗もします。非難もされます。それでも私自身に治療を委ねてくれる方のため、また私の患者さんではなく他院の治療で悩んでいる方のためにでも役に立つことができればと思います。以上は内科の医者なら当たり前のことかもしれませんが、美容外科医は色眼鏡で見られがちなのです。殆どの美容外科医が思っていることを、広く皆さんに知っていただければと思います。美容外科医だからといって守銭奴、悪人のように見られるのはいやですから。私は誇りをもって美容医療をしています。

また、私の立ち上げたみやた形成外科・皮ふクリニックのサイトの内容も、よく他のクリニックのサイトに転載されているのを見かけます。あまりひどい時は、怒りますが、それ以外は一応我慢しています。ある意味では私の治療法を認めているということですから。同業の医師から認められたということは悪いことではないと考えます。このサイトもそれを目指して努力します。クリニックのサイトよりも、もっと突っ込んだ内容も書けるようなら良いのですが。

この「治療法について」を読む際の注意点

例えば、私が最近力を入れ、発表もしているレーザーですが、一口にレーザーというには理論などがあまりに異なります。個々の項目を見て頂き、レーザーの違いを把握していただければと思います。レーザー脱毛、炭酸ガスレーザー(ほくろなど皮膚を蒸散させるもの)、シミ取りレーザー(メラニンに働く)、no-ablativeレーザー(しわ取りレーザーと称されます)、コラーゲン再生・皮脂腺破壊レーザーなどなど私が現在使用しているレーザーは多数ありますが、きちんと使い分けするべきものゆえ、1台でシワもシミも取れて若返るなんて事は経験上あり得ません。このことだけでも比較して、知っていて下さい。よく比較すればレーザー脱毛やシミ取りレーザーの違いなども分かるはずです。レーザー脱毛はロングパルスレーザーだからシミを取るにも安心などということはありません。シミ取りレーザーには、その固有の特徴もあるのです。それを脱毛レーザーは備えていません。かさぶたなどの問題は少なくはなりますが、あくまで弱い効果をだすものです。

上記のことは全てに通じます。一つの事象だけを捉えて、思いこまないで下さい。深く読んでいただければ、もっと情報が隠れていると思います。他のクリニックのサイトなども読んで頂くと、なお良いかもしれません。

手術を含め、個々の項目はまだまだ未完成です。少しずつ書き直していきますし、新しい項目も増やしていきます。読んでも分からなければメールを下さい。

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